ボトルド・ウォーター販売禁止キャンペーン、サンフランシスコ周辺国立公園へ

2013年 3月28日

ボトルド・ウォーター販売禁止に関するキャンペーンが、今、ヨセミテ国立公園ならびにゴールデン・ゲート国立保養地をターゲットにしている。ボトルド・ウォーターの販売は、現在、米国の14の国立公園で禁止されている。環境保護団体、企業、非営利団体から成る連合は、「Think Outside The Bottle」と呼ぶキャンペーンを立ち上げ、ヨセミテ国立公園とゴールデン・ゲート国立保養地を、次のボトルド・ウォーター販売禁止を掲げる連邦政府所有のオープンスペースにすることを目標としている。2010年、プラスチック・ボトルは、グランド・キャニオン国立公園から出るゴミの20%を占めていた。同国立公園の広報担当は、連合のメンバーに、ボトルド・ウォーター販売禁止を望む旨を伝えている。しかしそれを実現するには、まず公園側は、ボトルド・ウォーター販売を禁止した場合、公園を訪れる人々の健康と安全に対して与える影響を調査する必要がある。また、水飲み場設置費用も考慮する必要がある。ダサーニ・ボトルド・ウォーターのメーカー、コカ・コーラ社は、米国国立公園基金へ年間1,300万ドルを寄付しており、グランド・キャニオンでの禁止について懸念を表明している

(S.F.Examiner.com, Mar. 26, 2013)

業界情報一覧