米国・地ビール、輸出量過去最大

2013年 3月14日

2012年米国で醸造される地ビールの輸出が過去最高の72%増となった。米国ブリューワーズ協会(BA)の報告によれば、2012年における地ビールの海外市場での売上は、総計4,910万ドルに達した。なかでもアジア・太平洋沿岸地域への輸出が162%増と最大の伸びを見せ、日本への出荷は前年比57%増、オーストラリア、中国ならびに香港への輸出も増加した。しかし地ビールの最大の輸出先は依然としてカナダで、2012年も前年比140%増加した。スェーデンならびに英国は、カナダに続く米国産の地ビール最大輸入国ではあるが、2012年には輸入量は減少した。
「地ビール」とは、年間生産量が600万バレル(当初の200万バレルから変更)以下で、地ビール・メーカー以外のアルコール飲料業界メンバーの保有率が25%以下の会社であることと、BAにより定義されている。昨年、BAは、多国籍ビール企業に対し、彼らの製品と「純粋な」地ビール製品との境界線を意図的に不明瞭にしよとしていると批判している

(just-drinks.com, Mar.13, 2013)

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