新興諸国の売上増がコカ・コーラ社を牽引

2013年 2月19日

2012年のコカ・コーラ社の世界での飲料売上は、前年比4%増となった。この増加は、新興諸国での売上増が大きく影響している。なぜならば、欧州では依然として低迷が続き、また、中国が期待していた結果を出さなかったからだ。そんな中で、先進国でも安定した売上を出す市場は北米と日本で、それぞれ前年比2%増。中国は、2012年は、経済成長減速、悪天候も加わり、前年の2桁成長から4%へと下がった。2012年のコカ・コーラ・ブランド売上増が顕著だった市場は、インド(33%)、タイ(31%)、ロシア(20%)、フィリピン(8%)、ブラジル(3%)ならびにメキシコ(3%)

(Plastics in Packaging, Feb. 14, 2013)

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