米国ビール缶出荷量、増加
2013年 1月31日
米国缶製造社協会(CMI)によれば、2012年第4四半期の米国でのビール用アルミ缶出荷量が2011年同期比で3億缶増の計76億7,000万缶となり、製缶ビジネス上昇に寄与した。その結果、2012年1年間では、2011年に比べ2.3%多い338億缶となり、2010年の出荷量に戻った。しかしながら、ソフトドリンク用缶の出荷量は、北米では依然減少している。米国では、今、ソフトドリンク用缶のサイズが12ozサイズから、8oz、12ozスリーク、16ozならびに24ozサイズといったいわゆる特殊サイズに移行しつつあることも不安定要因のひとつ。ソフトドリンク缶の2012年年間出荷量は、前年比1.7%減の584億缶。飲料缶全体を見ると、出荷量の下げは、2012年緩やかになり、前年比わずか0.3%減の922億缶となる。北米は、依然世界最大の2ピース・ビール缶ならびにソフトドリンク市場であり、世界で生産される飲料缶全体の約1/3を占める
(The Canmaker, Jan. 23, 2013)