セルフ・ヒーティング缶
2012年12月11日
ホット・キャン社(マレーシア/米国サンディエゴ)の飲料/スープ用セルフ・ヒーティング缶は、時間・場所を問わず、製品を即座に加熱する。このセルフ・ヒーティング缶は、二重構造のアルミ缶で、外側部分に飲料あるいはスープが入り、内側部分に水と酸化カルシウム(生石灰)が別々に入れられる。購入した消費者が缶底にある作動ボタンを押したあと30秒ほど缶を振ることにより、内側に納められた水と生石灰が混ざり、発熱反応を起こし、3分で外側部分の内容物が摂氏50~55度まで加熱される。缶製造工場をマレーシア・クアルンプールにもち、現在、米国、欧州ならびにアジアにて、この缶を使用するコーヒー、ココア、ティー、各野菜スープ、チキンスープを販売する(弊社業界情報2012年5月10日付に関連記事)
(Vending Times, Dec. 7, 2012)