ブラジル、更なる飲料缶製造能力アップ
2012年12月 3日
米国製缶会社、ボール社が株60%を保有するブラジルでのジョイント・ベンチャー、ラタパック・ボール社(弊社業界情報2011年2月15日付に関連記事)は、今年第2四半期に操業開始したブラジルBahia州Alagoinhasの工場で、2013年に第2飲料缶製造ライン建設計画があることを発表した。すでに稼動する第1ラインは、特殊缶サイズに対応する能力を持つ。同社によれば、今年11月までの飲料缶売上は、前年同期比15%増、第3四半期だけを比較すると20%増。ブラジルのこの地域は、水質が良いことで知られ、昨年キリン・ホールディングス社が買収した、ブラジル第3位規模のビール・清涼飲料メーカー、スキンカリオール社の地元であり、また、ブラジルのビール・メーカー、Grupo Petropolis社が現在、醸造工場を建設している地である
(The Canmaker, Nov. 30, 2012)