アルミ飲料缶重量9.5gまで削減

2012年11月15日

飲料缶製造会社ボール・パッケージング欧州(BPE)社は、330mlサイズのアルミ飲料缶重量を9.5g以下までに削減したことを明らかにした。新しい超軽量缶のウォール厚は0.09mmで、人間の髪の毛よりも薄いことになる。同社は、この削減達成を飛躍的進歩と描写している。BPE社が現在製造する全ての330ml飲料缶をこの超軽量缶に変更した場合、毎年およそ6,000メトリック・トンにも及ぶアルミ量削減となり、その量は、ジャンボジェット機30台分以上に相当する。BPE社の専門家70名が、同社のドイツ・ボンにあるテクニカル・センターにて研究・開発を重ねてきた。同社の目標は、飲料メーカーも消費者もこの新しい缶が、これまでの缶と比べ、取扱いの上で全く変わらないと感じることである。この超軽量アルミ飲料缶は、CDL缶蓋にも対応する

(CanTech, Nov. 14, 2012)

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