中南米、ソフトドリンクを好む地
2012年 8月28日
中南米はソフトドリンクを大変好む地域として知られる。北米と西欧に次ぐ一人当たりの年間ソフトドリンク消費量を記録する中南米では、2011年、各世帯が、可処分所得の4%をソフトドリンクに費やした。これは世界のどの地域よりも高い割合だ。しかし、中南米のソフトドリンク好きは、彼らが購入する製品量よりもその金額の点でより顕著に表れる。中南米は、ソフトドリンク消費量においては、アジア・パシフィック地域、中東、アフリカを下回るものの、ソフトドリンクに費やす金額から見ると、最も急速に成長を遂げている地域である。中南米では、エネルギー飲料、RTDティーそしてスポーツドリンクは、1リットルに対する単価を基にすると、最も高価なソフトドリンクである。そしてこの地域で、最も速いペースで需要を増やしている飲料だ。一時期のニッチ製品の時代を超え、今、この地域で主流になりつつある。中南米市場は、2011年から2016年にかけて、これら3種のソフトドリンクで、世界最高の成長率を記録すると予想されている
(BeverageManager.net, August 6, 2012)