米国の飲料缶製造、標準12oz缶から特殊サイズ缶への移行進む
2012年 8月16日
米国製缶会社最大手ボール社(コロラド州)は、米国にある同社の2工場を閉場し、12oz飲料缶ならびに蓋の生産能力を統合することを昨日発表した。今年第4四半期末までに閉場が予定されるのは、標準12oz缶を製造する米国オハイオ州コロンバス工場と、標準缶蓋を製造するフロリダ州ゲインズヴィル工場。この背景には、標準12oz飲料缶需要減の一方での特殊サイズ飲料缶需要の増加という最近の市場変化がある。北米市場で飲料缶製造シェア第3位のレクサム社(英国)も最近、同社の米国にある既存飲料缶製造ラインを、標準12oz缶から特殊サイズ缶の製造へ変更を進めている
(RedOrbit, August 15, 2012)