中国、CPMC社は飲料缶製造ライン合計7ラインに

2012年 6月14日

中国最大の食品メーカーCOFCO社の製缶部門であるCPMC社は、上海に近い杭州にある工場の飲料缶製造能力を倍増させる。2009年に据付けられた、CPMC社にとり初めての2ピース・アルミ飲料缶ラインとなった第1ラインと合わせると、杭州工場の年間生産能力は15億缶になる。同社の昨年2011年度の売上は前年比27%増で、そのほとんどが2ピース飲料缶売上によるものだった。来年3月までには、同社では、飲料缶製造ライン7ラインが稼動していることになり、全て合わせた年間生産能力は約52億缶に達すると見られる。
杭州に本社を置くCPMC社は、多くの3ピース食缶、エアゾール缶ならびにメタル・キャップの製造工場も操業する。この5月には、国内での買収を通じ、プラスチック容器事業多角化にも力を入れている(弊社業界情報2009年11月10日ならびに2011年6月21日付に関連記事)

(The Canmaker, June 13, 2012)

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