缶ワイン、欧州で好調

2012年 5月30日

缶ワインが欧州で2桁の成長を見せている。ボール・パッケージング・ヨーロッパ(BPE)社は、3つの要素が整っていれば、缶は、ワインをそのフレーバーや品質を最高の状態に保ち提供する潜在力を持つと言う。その3つの要素とは、プレミアム・ワインであること、そのために特別に装備された缶であること、そして選ばれたフィラーを使うこと。BPE社が特別に開発したプレミアム・ワイン用の缶には、特殊内面コーティング(ラッカースペック)が施され、その板厚は厚めだ。そのような缶は、衛生面ならびに技術面で審査され選ばれたフィラー - EB Secco社(ドイツ)、Cacolac社(フランス)、Font Salem社 - により充填される。欧州では、シングルサーブ・サイズの缶ワイン売上は、年間約10%増加しており、特にスリム200mlや250mlの小さめのサイズの缶は、新しく、スタイリッシュで且つ機能的な飲料に惹かれる、必ずしもワイン通ではないが新製品を試みるのに躊躇しない18~35歳の若者層に人気を集めている

(CanTech, May 30, 2012)

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