欧米人気ビール・ブランド、アルミ・ボトルで売上増狙う
2012年 4月10日
業界の市場調査・分析を行うユーロモニター社の包装に関する最新調査によると、ビール売上不振が続く西欧/米国ビール市場は、特長として、その包装形態が非常に統合されているとし、2011年に世界で販売されたビール製品の98%が、ビンあるいはメタル缶いずれかを容器として使用したと報告している。そしてユーロモニター社が、このビール業界の傾向として指摘するのが、アルミ・ボトル使用の増加だ。モルソンクァーズ社(米国・カナダ)は、近頃、米国で非常に人気の高いクァーズ・ライト、そして英国のスムーズ・エールCaffrey'sを含む複数のブランドにアルミ・ボトル採用を開始し、また、ハイネケン社(オランダ)も、同社の著名ビール・ブランドのハイネケンに、ブランド・ボトルを使用している。今後、欧米で、アルミ・ボトルに詰められたビールが増えることが予想される
(FoodProduction daily.com, Apr. 5, 2012)