ビスフェノールa、米国政府が包装での使用禁止要求を却下
2012年 4月 3日
米国食品医薬品局(FDA)は、先週金曜日、食品用包装で使用されるビスフェノールa(BPA)禁止を求める自然資源防衛協議会(NRDC)(自然保護に関るデータ収集などの活動を行う、米国に拠点を置く団体)からの要求を退けた。ビスフェノールaが健康に悪影響与える危険性があるとする具体的な科学的根拠が十分に提示されていないとの理由による。そうではあるものの、同局は、これが安全であるとする最終判断ではないとも述べ、BPAの安全性を検証する調査を引き続き支持することも付け加えた。BPAの安全性に関する更なる評価は、今年後半に完了する予定
(The Canmaker, Mar. 30, 2012 / FoodProduction daily.com, Apr. 2, 2012)