中国バオスチール社の缶蓋、コカ・コーラ社が承認

2012年 3月15日

バオスチール・キャンメイキング社(中国)飲料缶蓋製造部門は、同社の製造する蓋に対してコカ・コーラ社よりサプライヤー承認を得た。つまり、上海近郊にある、昨年10月より稼動しているバオスチール社の新しい飲料アルミ缶蓋製造工場は、中国における同社飲料缶製造工場5工場で製造される2ピース缶(現在ほとんどがティンプレート製)用の蓋を、今後飲料メーカーへ供給することが可能になる。バオスチール社は30億の飲料缶を生産する能力を持っているものの、これまでは、蓋を他の会社より供給していた。バオスチール社は、さらに、第2ライン製蓋ラインの稼動開始を今年9月に予定しており、その時までには同工場の缶蓋生産能力は35億枚に到達する見込み。また、第3ライン建設計画もあり、それが実現すれば2013年には55億枚の缶蓋生産能力を有することになる。中国の飲料缶業界では、206径の蓋から、すでに他の多くの海外市場では使用されている、製造費削減を促す202径への移行が始まりつつある

(The Canmaker, Mar.13, 2012)

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