英国、ソフトドリンク缶が飲料缶セクターを牽引

2012年 2月 7日

英国で、缶を容器とするソフトドリンクの昨年2011年度売上は、前年比5.2%増で、飲料缶製缶業界には良い知らせとなった。中でもエネルギー飲料50clサイズ缶の伸びが最も大きかった。また、シングル缶売上も増加した。炭酸ソフトドリンクが好調である一方、ビール用缶の出荷は、前年比4.9%減少した。サッカー・ワールドカップ開催の影響で消費が増加した2010年度に比べ、2011年度は、経済不況の影響がビールやサイダー売上にi色濃く出た模様。ソフトドリンクは、飲料缶セクターで依然「ヒーロー」であることに変わりないと、英国の飲料缶製造会社協会The Can Makers代表は言う。スーパーの強力な販促がある6~8缶パックや12~15缶パックは今後もソフトドリンク缶市場を活気付けると同時に、炭酸ソフトドリンク缶に顕著なシングル缶の家庭でも屋外でも使い易い利便性が今後さらに重視されると見られる

(The CanMaker, Feb. 2, 2012)

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