スコッチ・ウイスキー、缶で販売開始

2012年 1月10日

スコティッシュ・スピリッツ社(米国フロリダ州オーランド)は、スコットランド・ハイランド地方で3年間熟成させたスコッチ・ウイスキーに、缶を初めて採用し、2月1日より、米国で販売開始する。しかしながら、すでに今、この12オンス(約354ml、約8ショット分)の80プルーフ・リカーに缶を採用したことで、一点が問題として指摘されている。それは、この缶に再封機能がないことである。製造元のスコティッシュ・スピリッツ社は、この缶は一気飲みを促すものではなく、むしろ他の飲料とミックスするために、あるいは友人達とシェアするために活用されるべきと説明している。アルコール飲料乱用に関る英国の機関であるアルコール・コンサーンは、8ショット分もの量のウイスキーを再封機能のない容器で販売するのは信じ難く、この製品についてビンよりも缶を採用することのメリットを見出せないとコメントし、英国市場に登場するかもしれないこのスコッチ・ウイスキー缶について警告を発している。現時点で、英国での発売は発表されていない

(New York Daily News, Jan. 9, 2012 / FoodProductionDaily.com, Jan. 5, 2012)

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