ロシアに、キャン・パック社が2番目となる飲料缶製造工場を建設

2011年11月17日

製缶会社キャン・パック社(ポーランド拠点、米国F&Pホールディングズ社傘下)は、ロシア南西部に位置する、2014年冬季オリンピック開催地ソチに近いRostov-on-Donに、同社にとり第2番目の工場となる飲料缶製造工場を現在建設中だ。2012年末までに操業開始を予定する。生産ラインの設備エンジニアリングは、レースライン社(米国)により供給される。それ以上の詳細は公表されていないが、予想される顧客は、ビール・メーカーBaltika社ならびにEfes社で、両社ともにこの地域に醸造工場を持つ。現在、ロシアで最大の飲料缶製造会社は3工場を持つレクサム社(英国)。2009年のロシア飲料市場の落ち込み、それに続くビール販売に対する税の増税施行(弊社業界情報2011年10月27日付に関連記事)以降、ロシア国内での缶需要は上昇しており、2010年にはビールならびにソフトドリンク充填会社へ出荷した缶数はほぼ51億缶となった

(The CanMaker, November 15, 2011)

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