紙製ボトル、牛乳の次はワイン用
2011年11月15日
世界初の牛乳用紙製ボトルを開発したイギリスのグリーンボトル社は、売上10万本を達成した。南西イングランド地方のAsdaストアで紙製ボトルを採用する牛乳を販売し成功を収めた同社が今度は、世界初のワイン用紙製ボトルを開発したことを明らかにした。現在同社は、早ければ来年中にも英国市場で販売できるように、スーパーやワイン生産者と交渉中。従来の牛乳用ボトルの1/3以下のプラスチック使用量で済むこの牛乳用グリーンボトルは、薄いプラスチック製ライニングとする紙から作られる。そのため、炭素排出量は少なく、堆肥化可能で、数回リサイクルでき、廃棄ののち数週間で分解するとのこと。同社によれば、消費者は、牛乳用ボトルの場合、紙製とプラスチック製の選択があれば、紙製ボトルを選ぶとのこと。このような牛乳用紙製ボトルの実績が、ワイン用紙製ボトルでも生きると同社は期待する
(FoodBev.com, November 14, 2011)