英国にて、低アルコール・ビール酒税引下げ

2011年 8月11日

今年3月、英国政府がABV(アルコール含有量)2.8%以下のビールについて50%の税引下げを発表して以来、英国ビール・メーカー大手各社は、高需要を見込み、低アルコール・ビール開発に着手している。英国で人気の高い、ロンドンに拠点を置くビール・メーカーで、また、国内にパブ361店を所有するFuller'sは、この税引下げに向けて、2.8%ABVのビールをすでに生産している。この税引下げにより、通常のビールよりも1パイントにつき約1ドル安くなると見る。「真のエールを求めるキャンペーン(CAMRA)」により最近実施されたアンケート調査では、英国にてお酒を飲む人々のうち52%が、パブで低アルコール・ビールが用意されているのであれば、低アルコール・ビールの方を選んで飲むと答えている。この10月から、低アルコール・ビールへの税金引下げが実施される

(DBR, August 8, 2011)

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