ドイツ、2007年以来初めてビール生産量増加

2011年 8月 1日

今年4月、5月の非常に暖かい気候、そして好調な輸出が、2011年前半、ドイツのビール・メーカーを、長期にわたるビール生産量減少・停滞傾向から救った。ドイツ国内のビール消費量では、2006年ドイツがサッカー・ワールド・カップを開催した暑い夏以来4年ぶりの増加となる。それでも、ドイツでは消費者のビールからワイン等への移行が見られることにはかわりない。しかしながら、海外市場では、16世紀から厳格な政府の管理下にある成分で作られるドイツビールの味を好む人が増えている。ドイツでの全生産量の1/10を占める輸出向けビール生産量は前年同期比5.3%増、うちEU以外の市場へ輸出されたビールは13.6%増を記録した。ドイツのビール醸造会社のほとんどが、比較的小規模の個人経営会社であるが、ドイツで生産される世界的に著名なブランド、「ベックス」は、世界最大のビール・メーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社(ベルギー)が所有する

(Reuters, July 28, 2011)

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