アルミボトルへ移行、モルソン・クァーズ社ブランド
2011年 7月21日
ビール・メーカー、モルソン・クァーズ社は、同社の人気ブランドのうち3ブランドの容器を、ビンからアルミボトルヘ変更する。この容器変更は、7.3百万ポンドを費やす同社人気ブランド「カーリング」の「ブランド再構築」プロジェクトの中心を成すもの。そして、クァーズ・ライトならびにCaffrey'sもまたアルミボトルへの移行を予定している。ボクサル社(フランス)がアルミボトルを供給。「カーリング」ブランド再構築は、5年にわたる業界調査と消費者の先見性研究に続くもので、「5項目」計画に従って実施される。その5項目とは;1.新たなコミュニケーション、2.新しく高級感ある、外観から認められる独自性、3.斬新な包装、4.画期的な新製品、そして5.長期的なビジョンならびに戦略。8月後半には、ビンを使用するプレミアム・ラガー「カーリング・クローム」を英国にて発表する。英国では依然としてラガー人気ナンバーワンのカーリングではあるが、最近では他の飲料に押され気味であり、アルミボトルが提供する飲むときの滑らかさ、缶ならではの冷え具合、見た目の良さ、そして環境への考慮等の特長が、カーリングに新鮮な差別化を与え、英国ビール市場再活性化を促すと期待する
(CanTech, July 20, 2011)