アルミ製ボトル缶、1分間に3000缶生産も可能に
2011年 6月30日
来月Mall+Herlan社(ドイツ)から販売開始されるロータリー・マシーンは、軽量のアルミ製ボトル缶を、今の生産ライン速度の10倍以上ともなる、1分間につき3,000缶の速度で製造することを可能にする。2年前、この機械を開発したFrattini社(イタリア)がMall+Herlan社により吸収された直後、ドバイで開催された世界の製缶会社が集うコンフェレンス、CanMakerサミットにて、試験機が発表されていた。特長は、飲料缶業界では一般的なD&I生産ライン上でアルミ製ボトル缶を製造可能な点だ。同類のネッキング&シェイピング機は、ベルバック社(米国)によっても開発されており、韓国の製缶工場2工場にて稼動している。アルミ製ボトル缶は、2009年以降、米国オハイオ州ヤングスタウンで、エクサル社が最高速度1分間につき200缶にて、D&Iプリフォームからの製造機械を稼動させており、また、2010年初頭から、レクサム社(英国)がチェコにてアルミ製ボトル缶生産を手がけている
(The CanMaker, June 29, 2011)