ベトナムにて、ビール・メーカー醸造能力増強
2011年 5月31日
人気ビール・ブランド「タイガー・ビール」を持つアジア・パシフィック・ブリューワリーズ(APB)社(シンガポール)(ハイネケン社とFraser&Neave社のジョイント・ベンチャー)は、ベトナムの持つ経済力、30歳未満が約6割を占める人口構成、それに伴うビール需要の増加等に将来の更なる成長を見越し、同国におけるビール醸造能力を25%増強する。増強するのは、ホーチミン・シティにある、APB社が60%を所有するサイゴン・トレーディング社とのジョイント・ベンチャーのビール醸造工場。ホーチミン・シティ工場の拡張は、1時間に最大9万缶充填可能な第2ライン増設、醸造室アップグレード、倉庫拡張を含む。APB社は、すでに同社のハノイならびにDanang醸造工場での拡張工事に着手しており、これらを含む三工場の完成は2011年末を予定する。同社のベトナムにおける売上高は、今年3月末締めの6ヶ月間で23%増を記録した
(just-drinks.com, May 16, 2011)