プラスチック製包装、欧州で引き続き成長期待

2011年 4月28日

包装・印刷に関する調査会社Piraインターナショナル社の最新調査は、リジット・プラスチック製包装が、同社の調査対象とする12ヵ国(ロシア、トルコ、チェコを含む)の欧州の食品・飲料市場において今後大きな成長が見込まれると報告している。リジット・プラスチック製包装には、プラスチック製のボトル、トレイ、ポット、タブが含まれているが、中でもプラスチック製ボトルは、2020年までには、ビンならびにグラス製ジャーに代わる容器として、大型容器部門で最大の成長が期待されている。また、飲料部門で最大の成長を見せているPETボトルは、ビン、カートンそして缶に代わる容器として需要を高めている。バリア性能強化ならびに紫外線からの保護の強化、さらには、ホット充填ならびにアセプティック・コールド充填工程の技術開発で、パスタ、ソース、果汁飲料、スポーツ&エナジー飲料などアプリケーション拡張に決定的な役割を果たしている

(Packaging Digest, April 26, 2011)

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