コカ・コーラ社、ハイテク駆使の106種飲料のディスペンサー実用化
2011年 4月18日
1年以上前に、コカ・コーラ社(米国)は、106種類もの同社ブランドのソフト・ドリンクを提供するコカ・コーラ・フリースタイルと名付けた最新式飲料ディスペンサー(ソーダ・ファウンテン)の試験使用を、米国ソルトレイク・シティ、アトランタ、ならびにカルフォルニア州オレンジ・カウンティの三都市にて開始した(弊社業界情報2009年7月23日に関連記事)。フリースタイルでは、消費者は、液晶ディスプレイ上に表示されるフレーバーの中から希望するもののボタンを押す。例えば、ダイエット・コークのボタンを押すと、次にそのブランドのフレーバー全て -ライム、レモン・バニラ、オレンジ、チェリー -を含む6種類が現れるので、その中から選択する。この機械には、消費者によるセルフ・サービス式と従業員が使用するレストラン設置用小型機の2つのスタイルがある。フリースタイルは、高濃縮シロップをVHSテープほどの大きさのカートリッジから分配し、機械外部に貯蔵されたスィートナーとソーダ・ウォーターで混ぜ飲料を作り分配する
(The Salt Lake Tribune, April 13, 2011)