中国、バオスチール社がアルミ缶生産開始
2011年 3月23日
中国にて、バオスチール・パッケージング社第5番目となる、武漢にある飲料缶製造工場の生産が開始された。同社にとっては初めてのアルミ飲料缶製造となる。同社の主要顧客の一社は、成長を続ける薬草茶ブランド、王老吉(Wang Lao Ji / Wang Lo Kat)をライセンス契約で販売するJDBグループ。米国のエバーグリーン・テクノロジーズ社が建設を手がけたこの工場は、台湾で不要になった機器を輸入して使用、年間6億缶の生産能力を持つ。バオスチール・パッケージング社のその他の4工場は、上海、唐山、成都ならびに仏山にあり、全てがティンプレート製飲料缶を製造する。中国における2ピース飲料缶の生産能力を全て合わせると2011年末までにほぼ200億缶に達し、そのうち、バオスチール・パッケージング社による生産は35億缶。中国飲料缶市場を率いるのはボール社(米国)で、現在、約40%を占める
(The CanMaker, March 23, 2011)