PETボトル、ペプシコ社が100%植物を原料とするボトルを開発

2011年 3月16日

ペプシコ社(米国)のボトルは、同社によると世界初となる100%植物をベースとする再生可能なPETボトルで、その原料はスイッチグラス(イネ科)、松の樹皮、とうもろこしの殻を含むもの。将来には、この原料の範囲を、オレンジピール、じゃがいものの皮、オート麦外皮などにも広げる予定。世界最大規模の食品・飲料事業を率いるペプシコ社は、同社の食品事業から農業の副産物を調達し、同社の飲料ビジネス向けに、環境により優しいボトルを製造することが可能と同社はコメントする。ペプシコ社は、生物学的工程と化学的工程を結合し、石油を原料とする従来のPETと同一の分子構造を創出する方法を開発。2012年にこの新PETボトルの試験生産に取り組み、成功後、完全な商品化に進む

(Packaging Digest, March 15, 2011)

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