ナイジェリアにて、SABミラー社がビール工場を建設

2011年 3月 3日

世界で第2位のビール出荷量を誇るビール・メーカー、SABミラー社(英国)は、アフリカで2番目に大きいビール市場ナイジェリアに1億ドルを投じ、新しいビール醸造工場を建設し、ナイジェリアで現在ビール・シェアを70%と独占するハイネケン社(オランダ)ならびに同シェア20%のディアジオ社(英国)に挑む。SABミラー社は現在同国でわずか5%のシェアを占めるに過ぎない。アフリカで最大の人口を抱えるナイジェリアは、アフリカ国内では南アフリカに次いで大きいビール市場であり、過去10年の間に年9%の割合で成長を続けている。ライバルの一社、ハイネケン社は、ナイジェリア最大のビール・メーカー、ナイジェリア・ブリューワリーズ社を有し、また、今年1月、現地のビール工場5工場の所有権を取得している。もうひとつの競合相手、ディアジオ社は、同社の人気ブランド、ギネスを、2007年以降ナイジェリアにて、ギネスの生誕の地であるアイルランドよりも多く売上げている

(Reuters, March 1, 2011 / Bloomberg, February 26, 2011)

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