プラスチック製キャップ、続く需要増加

2011年 3月 1日

経済不況は特に先進国でいまだ続くものの、世界全体の飲料容器用のキャップを含む蓋の需要は、引き続き増えていると、飲料研究を専門とするCanadean社は報告した。この成長の勢いは、開発途上国での容器に詰められた飲料消費への移行、ならびに、シングル・サーブのPETボトルの高い人気によるものとも説明されている。2010年の飲料容器用キャップを含む蓋全体で、プラスチック製が42%を占め、続いてメタル製31%、リング・プル蓋24%、その他3%となっている。また、蓋全体の年間出荷量の36%がアジア市場向け、23%が北米、17%が西欧そして15%ラテン・アメリカ。2010年販売された1兆550億の飲料用蓋(キャップ含む)のうち、58%がソフト・ドリンク用、31%がビール用、11%が乳飲料用

(PlasticNews.com, February 28, 2011)

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