ブラジル北部に、クラウン社に続きボール社も飲料缶製造工場新設

2011年 2月15日

クラウン・ホールディングズ社子会社クラウンEmbalagens社が、同社にとり第5番目となる2ピース・アルミ飲料缶製造工場の建設(弊社業界情報2010年10月28日付に関連記事)地を、人口200万人以上の、アマゾン川河口に位置する、ブラジル北部Para州ベレンに決定したことを発表した先週末に続き、今週は、ボール社(米国)のブラジルでのジョイント・ベンチャー、ラタパック・ボール社が、やはりブラジルの北東部Bahia州Alagoinhasに、同社にとりブラジルで4工場目となる製缶工場を建設する計画を明らかにした。この工場の生産能力は公表されていないが、異なるサイズの特殊飲料缶製造用に1ラインが据付けられ、2012年初頭に操業開始となる予定。世界三大製缶会社の残る一社、レクサム社(英国)は、ブラジルで最大の飲料缶製造会社であり、やはり拡張準備があることを最近コメントした。現時点で、同国全体の年間アルミ飲料缶生産能力は240億缶で、過去3年間で40%以上増加した

(The CanMaker, February 14, 2011 / CanTech & Trading Markets, February 11, 2011)

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