販促用飲料缶、タブ裏面を活用
2011年 2月 1日
昨年、南アフリカにて開催されたFIFAワールドカップの中東市場での販促活動詳細を、コカ・コーラ社が今明らかにした。その販促とは、飲料缶タブの裏面に施されたレーザー彫刻を活用した消費者への賞品提供だった。コカ・コーラ社は、クラウン・ベヴキャン欧州&中東社供給のレーザー彫刻を、コカ・コーラ飲料缶イージー・オープン・タブの裏面に施すことにより、消費者が実際にタブを引き上げて缶を開け、タブ裏面を見て初めて賞品がわかる仕掛けにした。この販促活動は、ワールドカップ開催日の約1ヶ月前から、イエメン、イラク、ヨルダン、アラブ首長国連邦、サウジアラビアを含む中東諸国で始められた。ワールド・カップ観戦旅行、ヴヴゼラ、マクドナルド商品引換券などの賞品名がコカ・コーラならびにファンタ・ブランドの缶タブ裏面に刻まれた。クラウン・ベヴキャン社によると、レーザー彫刻されたタブが中東で使用されたのは今回が初めてとのこと
(The CanMaker, January 27, 2011)