24ozサイズ缶、シングル・サーブ缶としてコンビニでのシェア更に増加傾向

2011年 1月11日

長い歴史を持つ米国ビール・メーカー、ジェネシー・ブリューワリー社(ニューヨーク州ローチェスター)は、昨年、売上増を図るため、ニールセン・レポートを基に調査を重ね、一人分サイズであるシングル・サーブが、コンビニエンス・ストアでのビール売上の50%以上を占めていることを確認、ジェネシー社は、この傾向を更に利用できないかと、製缶会社レクサム社と話し合いを続け、コンビニで売上を伸ばすシングル・サーブ・サイズとしての24ozサイズ缶の人気に注目している。今では、24ozサイズ缶使用は、ビールのみならず、アリゾナ・ブランドやピース・アイス・ティーなどエネルギー飲料や紅茶飲料でも顕著だ。昨年のレクサム社特殊缶事業の利益増に、24ozサイズ缶は大きく貢献したと言われる。ジェネシー社が倉庫に長期にわたり保管したままだった充填機やその他の中古機を利用し、350万ドルをかけた24ozサイズ缶用充填ラインは、現在、1ヶ月に240万缶以上を生産しており、今後その数は増える見込みだ

(Packaging Digest, January 3, 2011)

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