2010年、業界の動き-まとめ

2010年12月28日

業界サイト packagingnews.co.uk は、2010年の業界の動きとして下記の通りにまとめた(一部):
1) インテリジェント包装:デザイン面でも優れた、再使用可能な容器採用が目立った。例えば、スポーツウェア・メーカー、プーマ社が従来の靴用ボックスを再使用可能なバッグへ変更。
2) サステナビリティ:包装材重量の削減を始めとして、包装に関わる各業界から新しい様々な角度で絶えることなく提案された。例えば、ユニリーバ社は、使用している包装材重量を1/3削減するとの計画を発表。
3) 包装資材等の値上がり:インキ、紙、プラスチック、石油等、の価格が上昇。この傾向は2011年にも続くと見られている
4) 包装材としてのバイオプラスチック(サトウキビ等を原料とするプラスチック)採用増加:P&G社、ダノン社等
5) 大規模なM&A:規模としては最大級の企業買収が複数件実現した。アムコー社によるアルキャン社買収、インプレス社によるArdagh社買収など

弊社ディ・アイ・エンジニアリング社業界情報2010年の内容を見返してみると、以下に関する話題が多く登場した:
- 大手飲料缶製造会社ならびに飲料メーカーによる、新興諸国、特に中国・ブラジルへの投資増加顕著
- 欧米でのアルミボトル需要増加
- ビンが象徴的であった地ビール・メーカー(特に米国の)による缶採用が増加
- 新興諸国でのビール売上増加
- 果汁飲料・ココナッツウォーターの人気上昇

(packagingnews.co.uk,, December 23, 2010)

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