地ビール事業へ、ミラークァーズ社が投資増加
2010年12月 3日
SABミラー社とモルソンクァーズ社のJV、ミラークァーズ社は、地ビールならびに輸入ビールが今後数年間はメジャーブランドを上回る勢いで伸び続けると予想し、そのようなニッチ・ビール事業への投資を増やす。同社は、地ビールならびに輸入ビール事業であるテンス&ブレイク社をすでに立ち上げており、米国内で需要が高まりつつある数に限りのある高級イメージ・ビールへの本格的参入を狙う。実際、ここ数年の不景気で、ミラークァーズ社とアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社では、地ビールの売上伸び率が主流ブランドを完全に上回っている。ミラークァーズ社によれば、米国での地ビール売上は、今後数年の間、年間一桁半ばの割合で増加すると見る一方で、ビール全体では0.5%と1.0%の間の数値ほどの成長しか期待できないとする。テンス&ブレイク社は、ペロニ・ナストロ・アズーロならびにブルー・ムーンを旗艦ブランドとしている
(just-drinks.com, December 1, 2010)