飲料容器リサイクル、ペプシコ社がドリーム・マシーンを通じて推進

2010年11月11日

今年4月の地球の日(Earth Day)に「ドリーム・マシーン」リサイクリング・イニシャティブを発表・開始したペプシコ社(米国)は、米国内飲料容器リサイクル率を現在の34%から2018年までに50%へ高める目標を掲げている。ドリーム・マシーンは、コンピューター化されたリサイクル用ボックスで、消費者は、飲料用PETボトルならびにアルミ缶をリサイクルのためにこのボックスに入れることにより、ポイントを貯め商品と引き換えられる。現在の所、米国では、公共の場の12%にしかリサイクルのための容器受け入れ箱は設置されていないが、これは、今後ペプシコ社が率いる「ドリーム・マシーン」プロジェクトが取り組むべき課題となる。ペプシコ社は、このプロジェクトを経て、「障害を持つ米国退役軍人のための起業ブートキャンプ(EBV)」へ今後数年間にわたり毎年の寄付を実施する。ドリーム・マシーンは現在米国14州の、スーパー、大学キャンパス、スタジアム、ショッピング・モールなど人通りの多い場所に設置されている。ドリーム・マシーンが受け入れる飲料容器は、ペプシコ社製品のものに限定していない。11月15日のアメリカン・リサイクル・デイを目前にして、ペプシコ社は、リサイクル推進のために最も重要な要素は、リサイクルのための容器受け入れ箱がどこにでもあるような、消費者にとって便利であること、に限るとあらためて強調する

(Earth911.com, November 9, 2010)

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