アルミ飲料缶リサイクル率、米国で過去最高の57.4%
2010年10月 4日
米国における2009年度の使用済みアルミ飲料缶リサイクル率は、過去最高の57.4%になったことを、米国アルミ協会、缶製造者協会(CMI)ならびにスクラップ・リサイクリング業界協会(ISRI)が発表した。この数字は、米国で飲料用に使用される容器全種類の中で最も高いリサイクル率となる。2009年、米国アルミ業界は、前年よりもおよそ23億缶も多い555億缶近くをリサイクルした。今の飲料缶平均重量は0.466オンス(13グラム)で、1993年当時に比べ15%以上も軽くなっている。無限にリサイクル可能なアルミ缶を採用する飲料を自ら選択し、飲み終わったあとリサイクルのための回収箱に入れることは、消費者が、炭素ガス排出量削減を実行する最も容易な方法のひとつと言える。アルミ缶は、リサイクルのための缶回収、ならびに、その後の缶再製造に関わるコストを充分カバーし、さらにその他の素材のリサイクル資金援助にも貢献することのできる唯一の包装である。業界は、目標であるリサイクル率75%達成のために、消費者ならびに業界関係者に一段と努力をするよう促している
(Waste Management World, , October 1, 2010)