中国にて、クラウン・ホールディングズ社がさらに製缶工場3工場を建設
2010年 9月27日
クラウン・ホールディングズ社(米国)は、同社子会社クラウン・アジア・パシフィック社が、中国に、2ピース・アルミ飲料缶製造工場をさらに3工場建設する計画があることを先週末明らかにした。3工場の場所は、福建省Putian、広東省Foshanならびに四川省Ziyang。同社は、現在中国に、ジョイント・ベンチャーで同社が経営権を握る4工場、ならび現在杭州に建設中の工場(弊社業界情報2010年3月18日付に、関連記事)を持つ。新しい3工場は合わせて21億缶の年間生産能力を持ち、25cl、33clならびに50clサイズの缶を生産する。将来のライン増設も可能にする。3工場はそれぞれ2011年第4四半期、2012年第1四半期そして2012年第3四半期に稼動開始予定で、建設中の杭州の工場の2011年初頭操業開始に続くことになる。同社が現在操業している中国の4工場は、北京、広東省佛山ならびに恵州、そして上海にあり、合わせて24億缶のアルミ飲料缶年間生産能力を有す。建設中の杭州工場の初期生産能力が6億缶であるため、クラウン社の中国でのアルミ飲料缶総生産能力は、2012年末までに、年間51億缶となる見込みだ。クラウン・ホールディングズ社は、同社によれば、中国ならび東南アジアでの事業全てを合わせると、現時点で、日本を除くアジア地域で最大の製缶会社である
(The CanMaker & Bloomberg Businessweek, Sept.,23, 2010)