ハイネケン社、アジアならびにアフリカで利益増

2010年 8月26日

世界第3位の規模を誇るビール醸造会社ハイネケン社(オランダ)は、今年前半期の純利益が前年同期比42%増加したことを発表した。欧州・米国では、依然として消費者のビールへの支出が増えないことが大きな成長の障害となっていると報告する。米国では、ドセキスならびにニューキャッスル・ブラウンが伸びた一方で、ハイネケンとアムステルが落ちた。北米・南米合わせたアメリカ地域全体としては、FEMSA社(メキシコ)買収(弊社業界情報2010年1月11日号に関連記事)により、出荷量は大幅に伸びた。アフリカは、同社にとり、今期、アメリカ地域を抜いて第2番目に利益を稼ぎ出す重要な市場となった。アフリカでは、ナイジェリア、南アフリカならびにエジプトで出荷量が増加した

(Associated Press, August 25, 2010)

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