ベトナムへ、ペプシコ社投資増加

2010年 8月16日

食品・飲料事業で世界第2位規模のペプシコ社(米国)は、今後3年にわたるベトナムへの2億5,000万ドルの投資計画を発表した。同社は、同国に、過去2年の間、食品工場ならびに飲料工場の2工場をすでに新設している。新規投資先としては、工場の製造能力増強、クーラーなど売場設置用装置の導入、既存ブランド販促強化が含まれる。一方、ライバルであるコカ・コーラ社は、昨年9月、すでに投資した2億ドルに加え、今後の3年間で2億ドルを追加投資することを発表している。ベトナムは、近年の中国市場の人件費高騰傾向に伴い、より魅力的な市場へと成長している。また、ベトナム人口の平均年齢が若く、この傾向は今後10年間は続くと見られることから、長期投資をも惹きつける

(TheStreet, August 16, 2010)

業界情報一覧