飲料パウチの自動販売機

2010年 7月15日

購入と同時にソフトドリンクをパウチに充填する、「世界初」と呼ばれる自動販売機が、グリーン・ドリンクス社(英国)により開発された。「パウチリンク」と呼ばれるこの機械は、空パウチ250個分(1台につき最大1000個分)のリールが自動販売機に詰められる。購入されると、パウチのキャップが取り外され、ろ過された水が冷却され、濃縮果汁とともに混ぜられ、パウチに充填され、キャップが元の位置に戻され、飲料パックとして消費者の手元へ渡る。このように必要な時だけ水が冷却されるため、パウチリンクの電気使用量は通常の自動販売機の場合に比べ、80%も少ないと言われる。パウチリンクは、ボトルグリーン、Vitmo、サンキストを含む数多くの飲料ブランドならびに自動販売機技術の専門家と連携して創出された。同社によると、地元の英国のみならず、米国、東南アジア地域ならびにオーストラリアから関心が寄せられているとのこと。同社は、現在、ファースト・フード店向けに卓上版の開発を検討している

(packagingnews.co.uk, July 15, 2010)

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