中国バオスチール社、アルミ缶製造工場を年内開場予定

2010年 7月 1日

バオスチール社(中国)は、中国にて第5番目となる飲料缶製造工場建設を開始した。湖北省武漢に建設されるこの工場は、スチール・メーカーであるバオスチール社にとり初めてのアルミ缶を製造する工場となる。予定通り今年12月に開場されると、WongLoKat(王老吉涼茶)、コカ・コーラ、バドワイザーの人気ブランド用缶を供給する予定。この工場建設に関わるエンジニアリング会社、エバーグリーン・パッケージング・テクノロジー社は、このための修理・調整されたD&I製缶ラインを台湾から出荷し利用する。ライン最高速度は1400cpm、年間生産能力4億8,000万缶。206/211缶を、33clならびに35.5clの2種のサイズで供給。湖北省の省都である武漢には、缶使用量を増やしているビール・メーカー、飲料メーカーが多く、ボール・アジア・パシフィック社はすでにここに工場を持ち、また、COFCO社傘下のCPMC社も、同じくエバーグリーン社により工場建設を進行させている(弊社業界情報2009年12月17日付に、関連記事)。バオスチール社のその他の4工場は、上海、唐山(河北省)、成都(四川省)ならびに仏山(広東省)にあり、スチール飲料缶を製造している

(The CanMaker, June 30, 2010)

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