アルミ製エアゾール缶、アジアと南アメリカからの需要増続く
2010年 5月17日
欧州エアゾール協会AEROBALによると、好調であったエアゾール缶売上は、世界的な景気悪化が深刻となった2009年には、4.4%の需要落込みを記録した。エアゾール缶を一人当たり年間平均11缶使用する西欧に限ると、その落込みは6%となった。それとは対照的に、一人当たりのエアゾール缶年間使用数が1、2缶の中国とブラジルでは、2009年でも、2桁の成長を記録した。米国での2009年エアゾール缶需要は、前年レベルを維持し、欧州よりも早い回復を見せた。2009年第4四半期から、世界的に需要は増える傾向を見せているが、以前に比べ一回あたりの発注量は比較的少なく、また、期限間近のタイミングでの発注となる傾向が強いため、メーカー側の柔軟性がより求められているとのこと
(CanTech, 2010 May 17)