米国セブン・イレブン社、低価格のプレミアム・ビールを発売

2010年 4月22日

セブン・イレブン社(米国テキサス州)は、同社ブランドのプレミアム・ラガー「ゲーム・デイ」を発表し、ミラークァーズ社、アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社が独占する競争激しいビール市場へ参入する。ビール「ゲーム・デイ」は、まもなく、米国17の州にあるセブン・イレブン4,200店舗にて、「プレミアウム価格よりも低価格のプレミアム・ラガー・ビール」として販売開始される。このビールは、ライトとアイスの2種をそろえ、24オンス・サイズ缶シングルならびに12オンス・サイズ缶12缶入りパックの2形態で販売される。バド・ライト、クァーズ・ライトならびにミラー・ライトといったプレミアム・ビールを販売するセブン・イレブンは、米国で三番目の規模を誇るビール小売店でもある。景気後退が続く今、消費者は節約のためのあらゆる方法を試み、現在、低価格ビールは、同社各店舗で急成長品目のひとつとなっている。昨年、プレミアム・ビール売上は前年比0.7%落ちたが、プレミアムではない低価格のビール売上は7.3%伸びた。セブン・イレブン米国社の名の下でビールが販売されるのは、これが初めてではない。2003年に、コロナ・ビール(メキシコ)に対抗し「サンチアゴ・デ・オロ」輸入ビールを販売したが、1年後に販売打ち切りとなった

(Beverage World, 2010 April 20)

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