米国消費者の今後1年間の飲料購入傾向
2010年 4月13日
米国では4人のうちほぼ3人が、今後12ヶ月の間、ノン・アルコール飲料を、昨年とほぼ同等にあるいはそれよりも控えめに購入すると考えている...これは、国際ビジネス・コンサルティング会社アリックスパートナーズ社により、今年2月中旬、自発的に参加した1,000人の消費者に対して実施されたオンライン・アンケートの結果だ。具体的には、炭酸飲料については、米国の消費者の25%近くが消費削減を計画しており、もしそうであるならば、13億ドルの収入損失を業界にもたらすことになる。アンケートによると、果汁飲料ならびにコーヒーのみが、昨年に比べより多い消費量が期待できそうだ。この結果は、アルコール飲料の場合も同様で、アンケートに答えた89%が、消費を控えると答えた。また、26%が、ビールの購入を昨年より控えるつもりであるとの結果も出た。さらに、消費者にとり、「環境に優しい」商品が必ずしも購買意欲をそそるものではないこと、味、品質そして価格が飲料選択の上でより重要であることも今回明らかになった
(Flexnews, 2010 April 12)