ボトルド・ウォーター、アジアで売上増
2010年 1月18日
ボトルド・ウォーターの2009年売上は、西欧ならびに米国で減少したが、アジアで増加したため、世界全体で前年比2%増と報告された。世界全体の売上の18%を占めていた米国では、環境考慮による消費者の水道水への移行傾向、ならびに各自治体によるボトルド・ウォーター購入禁止や州単位でのボトルド・ウォーターに対する増税傾向が売上減の主因となった。世界全体の売上の30%近くを占めていた西欧は、なかでも最大の消費国であったフランスならびにスペインがともに売上を大きく下げた。フランスは、環境、水道水キャンペーンならびにミネラル・ウォーター価格の三要素の影響を挙げた。2009年ボトルド・ウォーター売上を引っ張ったのはアジアだった。特に中国では2009年第3四半期売上が18%増加し、今後も需要増が見込まれる
(just-drinks.com, 2010 Jan., 15 / Packaging Digest, 2010 Jan., 15)