ビール缶誕生から75年
2010年 1月 6日
ビール缶が誕生してから、今月で75年となる。1935年1月、ゴットフリート・クルーガー・ビール社は、米国ヴァージニア州リッチモンドにて初めて缶を使用してビールを試験販売した。この缶は、アメリカン・キャン社製造による、チャーチ・キーで開ける平面状の蓋を備えた3ピース缶だった。その当時のビール用容器であった12ozサイズのビンと比較し、1/2の重さであり、また、売場スペースを1/3に縮小することが可能であったため、大反響を呼び、1935年末までにはビール・メーカー37社が缶の採用を開始した。そして、1959年、クァーズ社によりビール用2ピース・アルミ缶が登場するまで、3ピース缶が主流となった。缶は、現在、米国では、ビール販売量の49%を占める(ビンは41%)
(The CanMaker, 2010 Jan., 5)