中国CPMC社、初のアルミ飲料缶工場開場

2009年12月17日

中国食品貿易会社最大手COFCO社傘下の製缶会社CPMC社(中国せっ江省杭州)は、これまで食品・飲料用3ピース・スチール缶のみを製造してきたが、本日、同社にとり初となるアルミ飲料缶製造工場を正式に開場した。同社が操業する製缶工場8工場のひとつとなる。CPMC社は、当初の予定よりも2ヶ月早いこの10月にD&Iラインにて缶製造を開始した。年間7億缶の生産能力を持つこのラインを構成する大部分の機械が、ストーレー・マシーナリー社(米国コロラド州)により供給されている。このラインのエンジニアリングは、当初手がけていたオムニテック社から、エヴァーグリーン・パッケージング・テクノロジー社(米国コロラド州)が引き継ぐと同時に、CPMC社のこれに続く中国湖北省武漢における第2のプロジェクトにも現在取り組んでいる(弊社業界情報2009年4月30日に関連記事)

(The CanMaker, 2009 Dec.,15)

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