フレキシブル包装、成長続ける
2009年12月14日
フレキシブル包装は包装重量軽減、輸送費用削減を実現し、サステナビリティに導くため、現在、その売上を伸ばしている。ある調査は、世界全体のフレキシブル包装の売上は、2009年の1,271億ドルから、2014年には1,375億ドルに達する、と予想する。生物分解可能な、あるいは再資源化可能な素材の利用、包装材使用量の軽減化つまり過度な包装からの脱却、高バリア樹脂・特殊コーティング利用による鮮度維持・賞味期間の延長、電子レンジ使用可、そしてピール・オフ蓋、ジッパーまたはスパウトの活用によるカートン容器からのシェア獲得など、フレキシブル包装の潜在力は高い。難点があるとすれば、ほとんどの素材がいまだ石油ベースなため、石油価格の影響を受け易い点だ。フレキシブル包装の成長は、特にアジア、中南米ならびに東欧地域にて著しい
(Packaging Digest, 2009 Dec.,11)