ボール社、試験ライン効率化図る

2009年10月12日

製缶会社ボール社(米国)のコロラド州にあるテクノロジー&イノベーション・センター(BTIC)は、同社の飲料缶試験ラインを中心にした増設工事を完了させた。ボール社本社に隣接するBTICの試験ラインに今回加えられた機械は、デコレーター、パレタイザー各1台を含む。この増設により、試験販売用または小規模生産用に、202~211径、ハイト307~708、そしてサイズ5.5~16ozのアルミ缶/アルミテック・ボトルの1万から5万缶のバッチ生産が可能となる。ボール社独自の印刷技術のライン上での試験も可能だ。ボール社は長年、BTICにてラザフォード・デコレーター1台を使用して、数多くのラベル/グラフィック試験を実施しており、今回、最先端技術を持つデコレーター1台を加えることで、ボール社の試験能力を倍増させ、多くの缶種へ対応する柔軟性を提供する

(cantechonline., 2009 Oct., 9 / The CanMaker, 2009 Oct., 9)

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