アルミ・ボトル、レクサム社が初の製造工場

2009年 9月14日

製缶会社レクサム社(英国)は、来年早々に、同社アルミ・ボトル・ブランド「フュージョン」の初となる生産ラインを立ち上げる計画があることを発表。場所は、チェコ共和国ブラハ近郊の同社飲料缶製造工場内。初年度年間生産能力は6,000万缶で、最終的に1億2,000万缶に増強したのち、世界中にある他のレクサム社製缶工場へ広げる。フュージョン・アルミ・ボトルは、通常の飲料缶製造工程に似るD&I技術を使用し、インパクト・押し出し加工によるアルミ・ボトルに比べ、その重量が半分ほどになる。約2年前に発表されたフュージョンは、生産量を限定し、米国シカゴ近郊の試験ラインでプリフォームから作られ、ネックならびに最終加工を英国の同社トングウェル開発センターにて行なっていた。ボトル・サイズは、25cl ならびに33clで、3種の蓋- ROPP(再封性)、MaxiPクラウンならびに標準型クラウン - を用意。フュージョン・アルミ・ボトルは、パストライゼーション可能であり、一人分量ワインからフレーバー・ウォーター、ビール、エネルギー飲料、ソフト・ドリンクまで多岐に渡る飲料に使用可能

(The CanMaker, 2009 Sept., 11)

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